~~プログラム A ~~
W.A.モーツアルト:グランドデュオ ト長調 K.423
Mozart : Duo en sol majeur
第1楽章 アレグロ
第2楽章 アダ-ジオ
第3楽章 ロンド~アレグロ
D.プレッシェ:『3次元空間』・・・・・・日本初演
Preschez : Lignes de fuite
マルティヌ:デュオ第1番『3つのマドリガル』
Martinu: 3 Madrigaux
~~プログラム B “Chaconne » ~~
J.S.バッハ:『シャコンヌ』無伴奏パルティータ第2番より (Vn)
Bach: Chaconne de la 2e Partita
G.リゲティ:『ループ』『哀歌』『クロマティックシャコンヌ』無伴奏ソナタより (Va)
Ligeti: Loop, Lamento, Chaconne chromatique
H.L.F.V.ビーバー:『パッサカリア』(ヴィオラ編曲版)謎のソナタより (Va)
Biber: Rosenkrantz sonate ~ Passacaglia
B.バルトーク:『テンポ・ディ・シャコンヌ』無伴奏ヴァイオリンソナタより (Vn)
Barok: Tempo di Chaconna de la Sonate pour violon
G=F.ヘンデル/ J.ハルヴォルセン:『パッサカリア』
Haendel/Halvorsen: Passacaglia
~~プログラム C ~~
W.A.モーツアルト:ヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲 K.364
Mozart: Symphonie Concertante en mi bemol majeur
第1楽章 アレグロ マエストーゾ
第2楽章 アンダンテ
第3楽章 プレスト
こんにちは、
お久しぶりです。
実は私のホームページが調子悪く、日本語を載せることができなくなっています。
そして、ブログとHPを繋げることもできない状態なので、困っています。
とりあえず、お待たせしているので、こちらのほうに来月の日本の演奏会の情報を載せることにします。
しばらく何の情報も載せることができず、申し訳ございません。
今週末には演奏会の日程だけでもアップデートするようにしますので、また見てください。
A bientot.
早美花
6月28日(月)、午後1時10分、ランチタイム・コンサートをロンドンのSt Paul Cathedralの近くの教会で弾きました。ロンドンでは珍しい真っ青な青空で真夏の天気が週末から続いていました。
教会はこじんまりした小さな教会で、響きが素晴らしいです。以前モンソロ弦楽五重奏で3年ほど前に弾いたことはあった所でしたが、アンサンブルでは少し響きすぎて弾きにくかった思い出がありました。
今回はすべてヴァイオリン独奏プログラム。とても楽しめました。でもとにかく暑かったこと。あの暑さに絶えるのには、久しぶりに苦労しました。私は教会で弾くのは大好きですが、秋や冬、そして春も教会は冷えるので手が凍り、よく大変な思いをします。夏の教会はいいなーって本番前言っていたのですが、今回は、寒くない!どころか私は融けていました!集中と体力的にマックスなプログラムの中、大勢のお客さんに囲まれ、窓からの日差しを浴び、ヴァイオリンの弓の毛は張りすぎるくらい張っていくし、弦はあっという間に緩み調弦は狂い、しょっぱい汗を味わいながらも驚くほど楽しめました。きっと楽屋からステージに出たとき、大勢のお客さんを見て、嬉しくて、エネルギーが沸き、自分の大好きなバッハのシャコンヌから気持ちよく弾き始め、教会の響きを味わうことができたのではないかと思います。
教会の方も、こんなにお客さんが入ったのは初めてと喜んでいました。いつもは50人から70人のところ、120人以上だったらしいです。イギリス人のほか たくさんの日本人が応援に来てくださっていました。お忙しい月曜日のお昼に本当に嬉しかったです。有難うございました。
とっても素敵な花束を多数いただきました。あの後直ぐユーロスターに乗りパリに戻らなくてはならず、スーツケースもあり、お花は持って帰ることはできませんでしたが、本当に美しいお花、有難うございます。嬉しかったです。きっと今、ロンドンの友人たちの家できれいに飾られて喜ばれていることと思います。
久しぶりのロンドン、楽しかった!
今度はいつかな?
あ、今ユーロスターの中で書いていて、もうすぐパリです。雨降っています!あああ
2010年6月28日
今年6月パリ国立高等音楽院(CNSMDP)マスター2年生(大学院)を無事卒業できました。
CNSMDPでは4年間ヴァイオリン大学部門、そして2年間弦楽四重奏部門大学スーペリアクラス、2年間室内楽部門大学スーペリアクラス、そして2年間ヴァイオリン部門大学院マスターディプロマクラスを在籍し、すっかり音楽院でベテランになっていました。
音楽院に大学院マスターディプロマクラスが出来たのは2009年9月で、私が初学年として入りました。アメリカの音楽大学大学院に匹敵するコースをフランスでも創ろうと新しく出来たのでした。先生になる資格をとるペダゴジー入門の授業や、多くのコンフェランス、2年かけて選んだテーマの論文を書き、一人一人の個性と想像力を試された卒業リサイタルのテーマ作りとリサイタルの技術とそれぞれ審査され、2年の大学院のコースを終了します。
大学院2年目は私にとってまさに『イザイの年』でした。2010年1月に6つのイザイの無伴奏ソナタをPolymnie Labelと録音するプロジェクトをいただき、大学院の論文は『イザイとイザイのソナタ2番』を選びました。今まで私はイザイを無伴奏ソナタを通じてしか知らなかったのですが、論文のために多くの書物を読むうちに彼の人生(素晴らしいヴァイオリン奏者であったこと、指揮者、作曲家、教授、彼の人間性、生き様)様々なイザイの面を知り、彼を崇拝する気持ちがいっそう深まりました。
イザイ無伴奏ソナタ6番は、私のレパートリーの中でも特に気に入っている曲です。短い1楽章だけのこのソナタは、華やかで、技術的に困難ながらも、自由に遊べるということが、大好きです。
パリ音楽院大学院卒業リサイタル試験では、無伴奏ソナタ4番と6番を選びました。4番は、イザイが最も気に入っていたソナタらしく、名ヴァイオリニスト、フリッツ・クライスラーに献呈されました。もともとは4番ではなく、2番だったのが、出版直前にイザイが4番に変更したらしいです。その理由を是非イザイに聞いてみたいです!
イザイはすべて6つのソナタを、それぞれ異なるヴァイオリニストにささげました。当時、このヴァイオリニスト、ジャック・ティボーや、ジョージ・エネスコ、マティウ・クリックブーム、フリッツ・クライスラーらは、イザイに弾き、聴いてもらい、アドヴァイスを受けていた彼に近い存在の人たちです。6番のスペイン人のマニュエル・キロガは自分に書かれたソナタをイザイに聴いていただくどころか、全く弾くこともないまま彼のキャリアは交通事故のため終わってしまいました。
私は録音している時や論文を書いている時、時々イザイに会ってみたかったと思いました。写真を見ると、とてもふくよかで大きなお方です。イザイの音楽は堂々としていて、凛々しさがありながら、とても繊細でエレガントで、遊び心があると感じます。見た目とても落ち着いていて、どっしりしているイザイは、きっととてもやさしく心の大きく、ユーモアもあるお方だったのではないでしょうか。
今年の夏のリサイタルでは、主に、もっとも有名になった無伴奏ソナタ3番『バラード』と、4番を演奏しています。
日本では7月東京、埼玉、高知で弾きます。イザイを初めて聴く、っておっしゃる方にも聴きやすく、楽しめたらいいな、と願いプログラミングを考えました。
皆様のご意見を楽しみにしています。
Samika
2010年6月
日本語でBlogは初めてなので、がんばります!;)
いろいろ載せたいと思っているので、是非時々遊びに来てください。
Enjoy!